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2013年 社員日記

 

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ET2013に行ってきました
2013-11-26
開発部の村田です。
 
11/20にパシフィコ横浜で開催されたET2013(組込み総合技術展)に参加しカンファレンスを聴講してきました。Androidのカンファレンスが面白かったのでレポートしたいと思います。
 
『Androidテクノロジー&マーケティング』 (日本Androidの会)
会代表、ベンチャー、個人事業主など様々な立場の方が登壇し、Androidネイティブアプリだけでなく、Webアプリ、3Dプリンタによるスタートアップ、外部デバイス、ロボット、OSなどテーマも様々で、アプリの紹介動画もありとてもカラフルなセミナーでした。簡単ですが以下にいくつか内容を紹介します。
 
①次世代携帯OS(FireFoxOS、Tizen、Chromium)の登場もあり、今後はWebアプリ(HTML5)もメジャーになっていくという話題。CPU、メモリ、通信等の資源が潤沢で高速動作するようになり、さらにストレージ、デバイス操作のAPIもW3Cで策定される中、配布コストや開発コストが小さいのがメリットです。HTML5/Javascriptの開発にチャレンジしてみたいと興味を持ちました。
 
②個人開発で、3DプリンタとAndroidボードで小型ロボットを試作し、量産のための資金はネット(KickStarter)で1000万以上集めたという話題もありました。3Dプリンタについては、蒸気による産業革命、コンピュータによる産業革命に次ぐ、3Dプリンタ産業革命と言われることもあるそうです。実際にFabLabやMakerFairといったイベントでは、既に3Dプリンタ製品そのものでは話題にならず、3Dプリンタで何を作るかに焦点が移っていて盛況なんだそうです。様々な作品があるそうで一度行ってみたいです。
 
③各家庭で眠っている買い替え後の古いスマートフォンを活用しようという事例がありました。古くてもタッチパネル、通信機能、バッテリがあるのだから有効利用できます。一例として、家庭コンセントから周波数の微妙な変化を検知して、電力会社の出力トルクをモニタリングするアプリケーションを開発していました。古いデバイスの有効活用という視点が面白いです。
 
④AndroidのUSBホスト機能はアイソクロナス転送モードが無くUSBカメラが付けられないので、アプリでこの難しい転送モードを実装したというベンチャー企業の事例が紹介され、特に興味深かったです。OSの改造は不要で、アプリのみで機能を実現したところが面白く、アプリも公開しているそうです。この外付けUSBカメラは本体付属のカメラではできない様々なことに応用されています。細長い医療カメラや、車の前後にカメラをつけた安価なドライブレコーダ、アーチェリーやゴルフの簡易録画おっかけ再生機能、化粧品訪問販売用の肌カメラ、などなど10個以上の事例を紹介していました。
 
今回社内勤務だったこともあり時間を作ってイベントに行けてよかったと思います。このようなイベントに参加することは動向や活気を感じ取ることができる良い機会だと思いました。ちなみに日本Androidの会は交流が活発なようで、夏のイベント時の動画を見ると、社会人、学生、コスプレした人(?)までいてとても楽しそうでした。ML(Googleグループ)では最新動向や技術好きによる技術解説などの意見交換が行われているようです。Androidのキャッチアップに興味がある人は登録してみてはいかかでしょうか。